森とうです。こんにちは。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。
婚活を始めたばかりの方から、よくこんなご質問をいただきます。

1か月で何回くらいお見合いすればいいですか?
結論からお伝えすると、成婚者のお見合いペースは「月3回」が目安です。
IBJが発表している最新データ(2024年度版)ではお見合い回数の中央値は月1〜2回ですが、交際期間を除いて計算すると実質2〜3回。
実際に成婚につながる人の多くが「月3回」のペースで活動しています。
成婚白書(2024年度版)のデータ
IBJ成婚白書(2024年度版)では、成婚者の在籍日数とお見合い回数の中央値が公開されています。
例えば、
初婚男性の場合:
- 在籍期間:313日(約10か月)
- お見合い回数:12回


再婚男性の場合:
- 在籍期間:273日(約9か月)
- お見合い回数 11回


これをそのまま割ると「月1~2回」程度ですが、在籍期間には仮交際+真剣交際の3〜4か月も含まれます。
交際期間を除いて実際にお見合いしていた時期だけで見ると月2〜3回弱のペースになります。



婚活の現場から見ていると、「月3回」が最も成果につながりやすいペースだと言えます。
なぜ「月3回」が必要なのか
月に1~2回程度のお見合いでは、せっかくの経験値が次のお見合いの頃にはリセットされやすくなります。
月3回までお見合いができれば、週1ペースで人と会えるため、お見合いのリズムがつながりやすく、仮交際への進展率も高まります。



仮交際成立率は35%程度。この点からも月3人は会いたいところ。


よくあるお断り理由
さらに、IBJ全体のお見合い成立率は7〜10%程度。10人~13人に申し込んで1人に会える計算です。
実際に「月3回」お見合いを成立させるためには、申込数も申し込む相手にも戦略は必須。
月に3回のお見合いを目指しても、成立しないケースがあります。主な理由は以下です。
男性が断られる理由
- 女性との年齢差
- 年収の低さ
- 身長の低さ
- 学歴の低さ
- 実家暮らし
- 居住区
女性が断られる理由
- 見た目(過度な肥満など)
- 年齢
- 自活力のなさ(経済力、実家暮らしなど)
- 居住区



お断り理由は改善のヒントでもあります。
仲人のフィードバックを活かすことが、次の出会いにつながります。
まとめ
成婚者のお見合いペースをまとめると:
- 成婚白書(2024年度版)の中央値=月1〜2回
- 交際期間を除いた実質ペース=月2〜3回弱
- 現場感覚として最適な目標=月3回
数字に振り回され過ぎず、「月3回」を目安に質の高い出会いを重ねていきましょう。
関連記事
合計回数の詳しいデータ(中央値や年代別の傾向)や仮交際成立の確率などは、こちらの記事でまとめています:



婚活は「ペース」と「改善」が大切です。
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