森とうです。こんにちは。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。
2021年もまだまだまだまだ緊急事態宣言が続きます。
昨年度(2020年)と違う点は「マスク生活の定着」「オンラインへの慣れ」はあるものの、コロナ感染がより身近になり、オンラインお見合いに急遽変更せざるを得ない、という状況です。
- 職場の人がコロナになり、自分は濃厚接触者になってしまった
- 昨日会った友人が突然発熱。PCR検査を受けたと連絡があり、自分も感染の可能性がある
この記事では、昨年度のオンラインお見合いの会員の方達の経験をふまえ、オンラインお見合いのコツをブラッシュアップしています。
明日突然来るかもしれない「オンラインお見合い」に役立てて下さい。
- 開始1分前から「最高の笑顔」をスタンバイ
- 話す時はカメラレンズを見る
- 聞く時は「画面2割、レンズ8割」
- いつも以上にメリハリを意識
- 身振り手振りのゼスチャーは抑えめに
- 成婚者は「オンライン」でも「対面」でもお相手からの回答は良かった
- オンラインお見合いでお相手からお断わりされる人は対面お見合いでも同様の状況
1.開始1分前から「最高の笑顔」をスタンバイ
「オンラインお見合い」の最大の難関は「スタートと同時に自分の顔が大写しになる」ことです。
対面お見合いのような「待ち合わせまでの余裕」がありません。
電車の車窓に突然映る「無防備な自分の顔」にビビる時ありませんか?
その状況がオンラインお見合いで起こります
開始1分前には「最高の笑顔」のスタンバイ。
いつ画面が開いても余裕の笑顔で出会えるようにしておくことが大変重要です。
2.話す時はカメラレンズに語りかける
オンラインお見合いが不成功に終わる要因は「リアル感にかけてよくわからなかった」という声です。
「目が合わない」ことが最大の要因といわれています。
PCもスマホもカメラレンズは上部についているため、画面を見ると視線は下向きになります。
オンラインお見合いはカメラレンズが相手の目と意識してください。
自分が話す時はカメラメンズに向けて語りかける。
お相手はあなたと目が合う感覚になります。
「目が合う感覚」はリアリティにつながり、とても重要です。
3.聞く時は「画面2割、カメラレンズ8割」
相手の話を聞く時は画面をみてしてしまう方と多いようです。
でもお相手から見ると、画面を見られると自分とは視線が合わず、「リアリティに欠ける」につながります。
画面見はちらっと2割。メインはカメラレンズを8割です。
相手の話を聞く時も「目が合う感覚」を忘れないでください。
4.いつもより「メリハリ」を意識する
①いつもより「部屋は明るく」
画像は暗く映る傾向にあります。
部屋は自然光が入ればベストですが、難しい場合は部屋の照明は「最大限明るく」
リングライトも効果的です。
②いつもより「しっかりメイク」
画面が暗いことが影響するため、普段のメイクだとぼんやりした顔に。
メイクは「いつもより少ししっかり目」がお勧めです。
チークやアイシャドウなどの「面」を濃くすると「おてもやん」になりやすく、要注意。
(化粧品会社出身の仲人よりアドバイス)
③いつもより「ハッキリ話す」
スマホやPCマイクは「こもった声」になりやすいです。
いつも以上に「ハッキリ」と滑舌を意識して話すと、お相手が聞き取りやすい傾向にあります。
口を大きく動かすように話すと、表情も豊かになり、お勧めです。
5.「ゼスチャーは控えめ」に
表情は豊かにが基本です。
でも、身振り手振りといったゼスチャーは控えめにしたほうが良いようです。
PCやスマホの小さな画面の中で体が大きく揺れるのは相手の視界が安定せず、ストレスを与えます。
まとめ
オンラインお見合いは「実は高レベル」
オンラインお見合いは簡単さばかりが訴求されてきました。
実はハイレベルなコミュニケーションスキルが要求されるお見合いです。
- 成婚者は「オンライン」でも「対面」でもお相手からの回答は良かった
- オンラインお見合いでお相手からお断わりされる人は対面お見合いでも同様の状況
オンラインお見合いは続くのか
働き方に「テレワーク」が定着したように、婚活でも「オンラインお見合い」は定着していくといわれています。
メリットはコロナ感染対策はもちろん限られた状況下でも「プロフィールとリアルの差」を知ることが出来ます。
デメリットは「慣れた婚活スタイルを変える」です。
慣れるまでは誰でも苦痛
いづれにせよ、新しいことにチャレンジするのは勇気も度胸も度量も必要
昨年、オンラインお見合いから成婚まで到達したカップルは弊社にもいます。
成婚への秘訣はオンラインお見合いだけにとどまらず、交際中もオンラインを積極的に活用したことです。
今の状況下で、どうすれば自分の婚活が進められるのか。
婚活は時間をかけるほど、思考が複雑化して成婚がむずかしくなります。
相手を「選ぶ」目線の人は難航する
オンラインでも対面でもまずは相手から好まれて「次」があります。
相手を選ぶ思想の人は婚活が難航しています。
オンラインだから「相手がわからない」「リアリティに欠ける」と文句を言う人が多い中で、実直にオンラインお見合いに挑戦することは確実に婚活スキルを上げます。
その試行錯誤こそ、IBJ成婚率26%※(成婚白書2019年度版)という厳しい状況の中で「自分の成婚の可能性」を高めるように感じます。
※IBJ成婚率の考え方:成婚退会者/成婚退会者+通常退会者✖100)