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【35歳男性&35歳女性】「交際終了まで考えたけど成婚できました」入会からお見合い・仮交際・真剣交際・プロポーズまでの婚活メソッド一挙ご紹介

森とうです。千葉県柏市で結婚相談所を運営しています。今回は活動12カ月で成婚され35歳男性の成婚談です。

入会前や活動中の方は結婚相談所の活動がどのように進んでいくのか、具体的にイメージができず、悩んでいませんか。
今回の男性はそのような皆さんのお役に立つように、相談所の活動の流れを各段階ごとにテクニックなども含めて、時系列にまとめてくれました。

このブログを読めば、男性の活動中の心の様子から相談所選び、お見合い申し込み、実際のお見合い、仮交際、真剣交際の様子がわかります。ぜひ参考にしてください。

目次

入会した理由

漠然と「婚活」を意識したのは7~8年前の27歳ごろだったと思います。

社会は「2021年のオリンピックが東京開催に決まった」と騒いていました。ばくぜんと「次の東京オリンピックは結婚していて未来の妻と一緒に観戦したいな」と結婚を意識し始めました。


でも職場と家の往復の日々からは全く相手もできず‥‥年齢はすでに34歳になっていました。

婚活手段はいろいろありましたが、自分の性格から「1人ずつ会話できる結婚相談所がいいな」と思い、最初は大手結婚相談所を選びました。ただ、あまりよく活用できず、そこは1年で辞めました。

その経験からもっと会員とカウンセラーの距離感が近いところが向いているのかなと思うようになりました。

森とうさんの相談所を選んだのは僕が婚活で何かを悩んでいた時に森とうさんのブログを見つけ、知りました。

僕は理系ですが、調べてみると理系の婚活に定評があり、実際に初回無料相談時にも何年分もの成婚データの資料を持ち歩いていて、データ好きの僕には合うと思い、入会しました。

お見合い

相手選びの基準作り

前の相談所でも数人の女性と仮交際しました。ただ、僕は交際経験が乏しく、女性の希望を満たそうと頑張っているうちに自分らしさをだんだん見失ってしまいました。

結果的に相手に振り回される形になり、気づいてみると自分と合っていない人と交際を続けてしまう状況でした。

今回、森とうさんの相談所で活動する時に「結婚のために大切にしたい基準をまとめておいた方がいい」というアドバイスを受け、書き出しました。

交際している間に悩んだ時はこの項目を思い出すようにしていました。

  • 趣味があうか、または相手の趣味に理解を示せるか
  • 野球に興味関心をもってくれるか 嫌いではないか
  • 正社員として働いているか
  • 価値観が合うか
  • 義理人情はあるか
  • 最初から専業主婦希望ではないか
  • 目を見て話せる人か
  • 極端な肥満ではなく健康的か
森とうゆうこ

初心を書いておくと、活動途中に悩んだ時、気持ちの変化に気づけるので、有益です。

お見合い申し込み・申し受けの仕方(相手選び)

お見合い申し込みをする時は自分の「基準」に多く該当する人にしました。

該当項目が多いほどいいのですが、欲張りすぎると「該当者ゼロ」になり、3~4つほど該当する方に申込みをしました。
お見合い成立率は30代前半は10人に1人ぐらいと聞いていましたので、毎回20~30人ずつ申し込みをしました。4~5日して返事がなければ次にまた申し込むという形で実直に進めました。

僕は実家暮らしだったので、お見合い成立率は厳しいといわれていましたが、当時は34歳、年収500万以上、慎重170㎝以上でも「実家暮らし」は想像以上に厳しいです。

逆に、女性から申し込みがあった場合は、よほどプロフィールに懸念点がない限り、お受けするようにしました。

森とうゆうこ

女性も「実家暮らし」は同様に厳しいです

昭和バブル世代人

昭和の頃は実家暮らし・家事手伝いのほうが「深窓の令嬢」みたいで評価されてましたが‥?!

森とうゆうこ

時代が変わりました。

お相手のプロフィールの読み込み

お見合いが成立したら「当日何を会話したらいいか」をイメージしました。

お見合い当日に話が途切れないように、「お相手の趣味は〇〇だから、仕事は〇〇だから、こういう話を広げよう」とお互いに充実した時間を送れるように精一杯準備しました。

女性から申し込まれたお見合いであっても、実際のお見合いでは女性がとてもだんまりだったり、全く質問されないことも経験しました。


そのため、お見合いは女性からの申し込みでも、自分がしっかり質問できるように準備して臨みました。

女性の4大趣味を理解する

婚活をしていく中で女性の趣味には4つの傾向があることがわかりました。

森とうさんに伝えたところ、「女性は出来事ではなく、雰囲気を楽しむ」と言われて「そうなのか!」と驚きました。

【女性のプロフでよく見かける4大趣味】
① 映画鑑賞
② 旅行
③ 読書
④ 料理

この趣味に関して、「どのように話を広げるか」「どのような雰囲気や内容が楽しいのか」など事前に質問も用意していきました。

お見合い当日

前の相談所では単にスーツで行ってください、という説明のみでした。
でも森とうさんの考え方は「お相手はプロフィール写真そのままの人と会いたいはず」というものがあり、お見合いの日はプロフィール写真と極力似ている洋服を着ていきました。ヘアセットも同様です。


僕は普段は仕事でほとんどスーツを着ないので、プロフ写真がスーツ姿だと女性から見ると僕の日常がわからないと思い、ジャケパン姿で撮りました。珍しいかもしれません。
加えて、プライベートの感じもわかるようなカジュアル姿の写真も用意しました。

男のお見合いは汗対策

活動期間はちょうど夏だったので、ジャケット着用でのお見合いは大変でした。


気温が25度以上を超える日は男の汗臭さが広がりやすいという情報も得ていたので、でかける服装に着替える前に、シャワーで体をしっかり洗ってから着替えるようにしました。

森とうゆうこ

男性の見た目の要素の中に「匂い」はとても大きいです。

お見合いの会話の流れ

お見合いの時は次の会話の流れを意識しました。

【お見合いの会話の流れ】
① アイスブレイク
② 仕事の話
③ 4大趣味
④ 4大趣味以外の趣味の話

実際は準備した通りに進まないことも多々ありました。

ただ、女性が楽しそうに話をしてくれている時は、話の腰を折ってしまうと快適感が少なくなってしまうと思い、流れのまま進める事もありました。でも準備しておくといいとは思います。

仮交際に進んだら

ファーストコール

ファーストコールは必ず電話しました。

今はLINEでもファーストコールができるようになったようですが、僕が活動していた頃はありませんでした。でも電話の方がいいと思います。



電話しても女性がタイミングよく出られない時もあります。その時だけIBJアプリにあるチャット機能(安心トーク)を利用して、女性の電話の出られる時間帯を確認して連絡しました。


反省点として、活動最初の頃、効率重視でアプリのチャットだけでファーストコールから初デートまで進めていたころがありました。
ただ、これはかなり女性の心証が悪いことがわかり、その後は必ず「ファーストコールは電話」にしています。

初デートの決め方

デート内容を決める時はダブルスタンダードにしました。

ダブルスタンダートとは、場所や内容(主にレストラン)は2カ所以上を自分で用意しておき、お相手に2択で選んでもらうことです。頑張ったと思います。

デートの場所も、「階上理論・階下理論」という言葉があり、デートの回数を重ねるにつれて「7階→6階→2階→1階」と階数をさげていくことです。この理論に基づき、初デートは6階以上の場所にしました。

階上理論・階下理論とは

僕と妻が過ごした仮交際初期の内容をご紹介します。

2回目以降のデート内容は女性のやりたいことを聞いたり、推察して、女性ファーストで決めるのが良いと思います。

ここでも「階上理論・階下理論」を応用させて、会話内容も「軽い話題から重い話題」に順に下がって(重くして)いきます。1度のデートで聞きたいこと全てを質問すると尋問になってしまうので、たとえ10個聞きたいことがあっても、軽い話題から重い話題に整理して少しずつ聞くことを心がけました。

交際記録の振り返りのために工夫したこと

お見合いやデートが終わるたびに、IBJアプリに交際記録を残しました。
音声入力を使いました。とても便利でお勧めです。

音声入力はいろいろなメリットがあると思います。

  • 文字入力の手間が省ける
  • 詳細に伝えることができる
  • 指を動かすことに頭を使わなくなり、思ったことを文字に起こすことができる。
  • 出来事を思い出しながら、入力できる
  • 交際記録は、事実よりも「感じたこと」を報告する必要がある
森とうゆうこ

男性の振り返りは事実の羅列になりやすく、その交際相手に「どのような思いがあるか」という感情表現が抜けている方は多いです

音声案内の活用は「その時の気持ち」を表現しやすく、相談所のフィードバックにも有益に働きます

【音声入力の設定方法】
iPhoneの場合
androidの場合

会えない間の過ごし方

デートが終わると、次のデートまではLINE中心で過ごしました。内容はデートの日程調整でした。

ただ、LINEだけだと交際している実感がわかないので週の真ん中(水曜日か木曜日)に電話で話をするようにしました。

真剣交際直前まで進んだ女性(妻)であっても、LINEや電話では重い話をすることはせず、日々起こったこと(軽い話題)を話すようにしました。時間は20~30分です。長電話は相手を拘束してしまいますし、電話だけで満足しないようにするためです。

仮交際相手の中でLINEは2~3日に1回という人もいました。毎日続く人もいました。
相手の反応を見て、決めていくと良いと思います。その点で合う合わないもわかります。

妻との出会い

いくつかの仮交際を経て、真剣交際に進めたのが妻だけです。お見合いは妻から申し込みをしてくれました。
お見合い場所は水道橋にある東京ドームホテルのラウンジです。


妻はプロフィール写真から好みでしたが、実際はもっとかわいくて、ひとめぼれしました。
すぐに交際希望を出し、妻からもすぐに交際希望の返事が来た時はうれしかったです。

ただ、共通点も少なく、会話が続くイメージがしにくかったので、この交際はすごく不安でした。

仮交際まもなくのある日の晩、関東で比較的大きな地震がありました。すぐにLINEで「大丈夫ですか?」と妻に連絡を入れたことが予想以上に喜んでもらえたのはうれしかったです。

女性は「『大切にされている』と感じると、男性を信頼する」みたいです。

真剣交際に進んだら

真剣交際に進んだら、結婚前に確認しておくべき事項を作り、具体的に確認していきました。

お相手との意見が違った時は、どのように折り合いをつけるかは大事です。
ただ、自分の中では優先順位は付けておいた方がいいと思います。僕の優先順位は次の通りでした。

【優先順位事項】
① 金銭感覚
② ライフスタイル
③ 食の好み
④ 休日の過ごし方
⑤ 家事分担
⑥ 交友関係
⑦ 仕事について
⑧ 家族との付き合い方
⑨ 子供に対する考え
⑩ 清潔感

真剣交際で大ケンカ

僕は「真剣交際は仮交際の延長ではない」を重要視し過ぎてしまい、大失敗をしてしまいました。

関係を理詰めで進めていきたい自分悪いクセが出てしまい、妻の不安な気持ちをないがしろにしてしまいました。

僕が考えた「優先事項」について、妻は全く話をしようとしませんでした。

今振り返ると、妻は気持ちが追い付いていなかったのかなと思います。
ただ、当日は僕も焦りがあり、怒りに近い思いが先行してしまいました。

そして言葉でうまく言えなかったので、リストにまとめて詰め寄ってしまったのです。そして妻の機嫌を大きく損ねてしまいました。

その後は妻の機嫌をとるような姿勢になってしまい、自分のストレスがたまるばかり。そして交際期間は3カ月はゆうに超え、延長期間へ。妻を失いたくないし、時間は経過するしで…

そしてある日、ついに妻に大失言をしてしまいました。

妻は社内異動で地方勤務を経験していましたが、その地を僕は「左遷人事」と表現してしまったのです。

妻は仕事にとても誇りを持っていましたし、僕もそのような妻に魅力を感じていました。だからこそ、妻の気持ちを大きく傷つけ、いくら謝っても許してくれませんでした。電話には出てくれるものの、許してくれず、説教までされる始末…


自分としてはお手上げになってしまい、しばらく悩みました。

そして自分ではもうなすすべもなく、交際終了の申し出をしました…。

女性の気持ちは難しい

僕は自分から妻を傷つけ、相談所に交際終了の連絡もしてしまったので、すぐに交際は終わってしまうと思っていました。

しかし、意外にも妻から「僕の存在が大きくなっていたので、交際終了したくない。結婚したい」という返事が相談所から届きました。とても驚きました。

その時、僕は「こんなにひどい失言をしたのに…。大切にしたい」と強く思いました

またダメ出し

仲直りはできたものの、妻はとてもコミニケーション能力が高いというか、営業マンタイプの姉御肌。とてもしっかりしていて、言葉では歯がたちません。
僕は言葉では太刀打ちができず、時々「支配されている?」と感じることはあり、また「直してほしいこと」を書面にまとめて渡しました。

妻からは「業務的でイヤだ」とダメ出し。ただ、これまでと違い、僕への言葉遣いや行動が優しくなりました。とてもうれしかったです。
そして交際期間は最大6か月になりましたが、プロポーズしてOK返事をもらいました。

活動中のふだんの過ごし方

婚活はお見合い以外の時間の方が長いので、僕の試行錯誤もご紹介します。

他メディアからの情報収集

活動中、平日はつぎのメディア・SNSで情報収集して、自己改善をしていました。

Twitter 森とうゆうこ@結婚相談所 
Voicy 「はなの夫婦と人生が楽しくなるラジオ」
YouTube:大石明美さんのチャンネル

家事能力不足の克服

婚活までに一人暮らしの経験がないと女性から敬遠されやすいことから、相当な劣等感がありました。
そのため、森とうさんの相談所に入会後、家事には積極的に参加しました。

掃除洗濯も親に頼らず自分でするようにして、お恥ずかしながら初めて生活の苦労を感じたように思います。
特に料理はエクセルやWordが使いこなせるのと同じように男女関係なくできないといけないと思います。
出来ないと妻がもし出産した後、妻はワンオペ育児…はとても悲劇です。

結婚後の今は僕はテレワーク勤務が中心なので、週末に妻と作り置き料理をし、平日の食卓は僕が段取りしています。

余談:もう一度婚活するとしたら

僕は自分の婚活にとても自信がありませんでした。
「もしも」の場合ですが、もう一度婚活するとしたら、次の点を強く思って臨みます。(笑)

  1. お見合いや仮交際で断られたぐらいでクヨクヨしない。しばらくしたら忘れるので、心に余裕を持つ。
  2. 真剣交際の最初の2か月は相手(妻)に気を遣ってばかりで、思うように自分の気持ちを伝えることも行動することもできず、手をつなぐことさえ、ためらってしまった。
    もっと早い段階から「話し合う」「相談する」を実践して関係を進められる相手かを確認したい。
  3. 「この人」のことばかり考えているのは執着している証拠。結局は続かないので、もっと気持ちが楽でいられる相手を探す
  4. 森とうさんは長い文章報告をしても呼んでくれるので、頭に残っていることは極力すべて書き出し、正しく状況を理解してもらい、アドバイスをもらう。
    ビジネスでは簡潔な文章を求められるが、心に集中して文章を書く必要があるため、文章の冗長や、日本語のおかしさはあまり気にせず、報告文章を作成する。

結果的に結婚出来て本当によかったです。皆さんも頑張ってください。


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