こんにちは、森とうです。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。
結婚相談所に入会したのに、なかなか成果が出ない──。
そんなご相談を多くいただきます。
活動を重ねても進展しない背景には、年収や年齢、学歴といった条件よりも、「考え方のクセ」が影響していることが少なくありません。
その一つが、ここでいう 「サラリーマン思考」 です。
「サラリーマン思考」とは?
会社員として働くときは、極論をいえば、時間を過ごせば給料が入ります。
上司や同僚が環境を整えてくれるので、「そこにいること」である程度は評価される世界です。
しかし婚活は違います。
せっかく結婚相談所に入会しても、まさに「入っただけで安心」し、行動を後回しにしてしまう方は少なくありません。けれども、その姿勢のままでは成果につながりにくいのです。
婚活でよく見られる「待ち」のパターン
一見すると無難で安全に見える行動ですが、婚活が進まない典型例です。
- 結婚相談所に入ったら安心して終わり
- 申し込みをしてくれる人をひたすら待つ
- デートでも「相手がリードして」と受け身になる
- 条件に合う相手を探すばかり、自分も「選ばれる立場」に気づけない
- 「在籍さえしていれば、いつか出会いがある」と、幽霊部員へ
婚活はサラリーマンポジションというより、自営業者の立場に似ています。
自分でゼロから関係を作っていかなければならないからです。
結婚は「共同事業」
もし「自分ではなかなか気持ちを切り替えられない」と感じたら、婚活診断ミーティングで一度整理してみませんか。
第三者の視点で状況を見つめ直すことで、次に進むためのヒントが見えてきます。
私はいつも会員様にお伝えしています。

結婚は「小さな共同経営」を始めるようなもの。
最初は恋愛感情でスタートしても、時間がたてば「生活を営むパートナー=共同事業者」としての側面が強くなります。
そのときに大事になるのは、
- 自分はどんな価値を相手に提供できるのか
- 相手にとって心地よい存在になれているか
という視点です。
「自分がどうしたいか」よりも、「相手がどう受け止めているか」を考えられるかどうか。
ここに、婚活の成否がかかっているといっても過言ではありません。
行動した人が成果を出した夏
2025年夏は、異常な猛暑でお見合い数が7月から大幅に減少しました。
「暑さで動けない」と立ち止まった人が多かった一方で、工夫をして動き続けた人たちはしっかり成果を出しています。
IBJの公式データによれば、2025年8月の成婚者数は1,537名と過去最高でした。
厳しい環境でも「どう工夫して前に進むか」と考えた人が、結果を残したのです。
婚活は「相手に価値を与える」発想が鍵
結婚相談所で成婚につながる人は、皆「相手にどう喜んでもらえるか」を意識しています。
- 暑い季節なら「涼しい場所を選んであげよう」
- LINEでは「安心する一言を自分から送ろう」
- お見合いでは「自分の話より相手の話を聞こう」
こうした小さな積み重ねが、「この人と一緒にいると安心できる」という信頼につながります。
マインドチェンジこそ、婚活一番のコスパ良し
外見を磨くことも、収入を上げることも大切です。
しかし、それには時間も労力もかかります。
一方で、「考え方を変える」ことは今日からできる改善策です。
- 「相手がしてくれるのを待つ」から「自分から声をかける」へ
- 「条件で選ぶ」から「会話の心地よさで確かめる」へ
- 「リスクを避けたい」から「小さな成功体験を積み重ねる」へ
こうしたマインドチェンジができた方は、驚くほど短期間で成果を出していきます。
まとめ
婚活が停滞していると感じるとき、それは能力や条件の問題ではなく、「寄らば大樹の陰」思考にとどまっているだけかもしれません。
結婚は、ただ在籍していれば自然に訪れるものではありません。
「どうすれば相手が喜ぶか」という発想に切り替えると、驚くほど景色が変わっていきます。
小さな一歩で構いません。待つ姿勢から抜け出して、自分から未来をつかみに行きましょう。
もし一人で考えても先が見えない時
当相談所の「婚活診断ミーティング」をご利用ください。
現在地や心理的な傾向を整理し、あなたに合った進め方を一緒に考える初回相談です。
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