森とう(@MoritoYuko)です。こんにちわ。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。
結婚相談所に入会すると、年齢、身長、体重、年収といったプロフィールのほかに「自己PR文」を書きます。
「就活以来で書いたことない」「特にこれといったアピールポイントがない」「何を書いていいかわからない」と、とまどう方は多いです。
自由に書いていいよと言われると余計に悩むと思います。
仕事、性格、趣味、結婚観をそれぞれ項目別にまとめると、書きやすく、伝わりやすいと思います。
書いてみたら、相談所の担当者の方に確認してもらいましょう。
客観的アドバイスがもらえるはずです。
すでに婚活を始めている方へ。
入会当初のままにしている方は活動を進める中で気づきや変更したい部分があるはずです。
自己PRの書き直しは婚活のふり返りになります。何度も見直しながら活動しなおすことが成功への近道です。
文頭のあいさつ
「初めまして」の次に、「見てくれてありがとう」といったお礼の言葉を加えておくと好印象です。
【例】
「たくさんのプロフィールの中から私を選んでいただき~」といった妙にへりくだった表現や、「こんにちわ!ここでお会いするのもご縁ですね!」などの奇をてらった言い方は、その時点で「合わない」と思われる恐れがあります。
冒頭は前略や拝啓と同じです。さらりと進めましょう。
文章量は500字程度で
長く書けばいいというものではありません。
多さに圧倒され、「アピールが強すぎる」といった印象や「読むのに時間がかかりそう」と思われてしまうと後回しにされる恐れがあります。
読む側の気持ちにたって、読みやすくかつ真剣な気持ちで書くことが大切です。
最初は婚活を始めた理由を伝えましょう
お相手がなぜ婚活を始めたのか、気になりませんか?
冒頭の挨拶の後は、「婚活を始めた理由」を1~2行にまとめて伝えると、安心して先に読み進めてもらえます。
【例】
このままではマズいと婚活を始めました。
【例】
回りをみたら結婚していて幸せそう。自分の家族が持ちたいと思い婚活を始めました。
「婚活パーティ―や婚活アプリよりもイイ人がいそうなので」といった表現をする方がいます。
一見すると結婚相談所で活動している方達を褒めているようでも他者を批判しています。
婚活パーティ―でもアプリでもきちんと結婚されている方はいますので、やめましょう。
また「沢山の人の中から選べるので」といった表現も上から目線に映ります。
性格について
自分で自分の性格を伝えるのは恥ずかしいという方もいます。
その時は「友人から」「同僚から」といった第三者の言葉として伝えるといいかもしれません。
大切なことは「客観的」に伝えることです。
【例】
【例】
性格はあまり盛り込みすぎず、「会っても大丈夫そう」と安心感を持ってもらえることが重要です。
仕事について
結婚相談所で結婚したい方(特に女性)は「安定・安心・安全」の3安を求めていると言われています。
年収は項目の中で「○○○万円~○○○万円」と記載されますが、自己PR文ではどのような仕事をしてその年収なのか、という点を書きます。
仕事の説明は小学生でも理解できるくらいの「わかりやすさ」で充分です。
【例】
仕事は忙しいですが、充実してやりがいがあります。
年に数回繁忙期があり、残業はあります。
でも土日はきちんと休めるので、メリハリある生活が送れていると思います。
【例】
仕事は外出も多く、忙しいです。
最近はプロジェクトリーダーを任され、仕事面では充実しています。
「前向き」「充実している」と仕事面でも明るく進めているという印象を与えてほしいです。
できれば、職場は「男性(女性)ばかりだった」とニュアンスまで伝えられると、婚活を始めた理由と合わせて説得力が増します。
趣味について
趣味の中に休日の過ごし方やお相手と一緒にしたいか否かまで書けるとイメージが伝わりやすいです。
【例】
でも家でマンガを読んだり、映画鑑賞も楽しんだりします。
アウトドア、インドアどちらも好きです。
パートナーになる方の趣味を尊重して、休日は過ごせたらいいなと思います。
【例】
走っていると季節の移り変わりに気づけて、楽しいです。
一緒に楽しめたら嬉しいですが、特にランニングオタクというわけではありません(笑)
家でゆっくりするのも好きです。ご安心ください。
時々、「お互いの価値観や趣味は干渉せずに行きましょう」といった表現を書かれている方をみかけます。
個人を尊重するという意味で書いているのかもしれません。
でも「人を拒絶する印象」を与えて、真剣に結婚する気があるのかと疑問視されます。
またギャンブル(パチンコ、競馬、麻雀)も「安心・安定・安全」好みの結婚相談所の婚活からはあまりいい印象を与えないようです。
結婚観について
結婚したらどのような家庭を作りたいか、は「前向き」に、「お相手が自分の居場所を感じられるような」書き方をお勧めします。
【例】
【例】
「家庭は奥さんに任せたい」「親と同居してほしい」「子供は3人欲しい」といった自己都合だけの表現は嫌がられます。
また女性は「料理訴求」をする方が多く、「作り置き」「から揚げ」「煮物」といった言葉はテンプレート化しています。
料理が好きなのに越したことありませんが、無理に書く必要もないと思います。
それ以外に好きなこと、お相手と一緒にやりたいことを書いたほうがその人の良さは引き立つと思います。
まとめ
婚活の自己PR文はこれまでの自分の振り返りです。
こうなりたい、こうしたいという思いはあっても、それが相手によって成り立つのでは他人依存になりますよね。
得意なことを詳細に書くことも読み手目線であること。「刺さる人」も中にはいるかもしれません。
大切なことは「自分はこんな性格です」「自分はこのようなことが好きです」「自分はこんな家庭を持ちたい」といった自然体のあなたを伝えること。
それでもなかなか書きにくいかもしれません。
1人で思い悩んだら、ぜひ結婚相談所に相談してみて下さい。
客観的な視点であなたの婚活を「あなたらしく活動できるように」引き立ててくれると思います。