各種ご案内

結婚相談所の成婚退会前に「親紹介」が大切な理由

森とうです。こんにちは。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。
真剣交際中のカップルから成婚退会について、次のご質問を頂きました。


真剣交際A男
真剣交際からどのようなタイミングで成婚退会したらいいですか?

真剣交際B美
「成婚」の意味そのものもよくわからなくて‥

【日本結婚相談所連盟の「成婚」の定義】
会員同士がお互いに結婚すると合意すること

婚約

会員同士がお互いに結婚すると合意」はとてもザックリしています。結婚相談所によっては成婚退会のタイミングは様々です。

主な成婚タイミングは次の2つ。

  • プロポーズ→婚約成立→成婚退会。
  • 親紹介→プロポーズ→婚約成立→成婚退会。

それぞれメリット、デメリットがあります。

退会後に破局しない成婚をしたいと思う方は最後までご覧ください。

交際期間中の注意事項
「結婚の口約束」「宿泊」「宿泊を伴う旅行」「婚前交渉」「同棲」「交際期間が通算6ヵ月を経過した場合(原則3ヵ月)」は「成婚」となり、成婚料を支払う義務が生じる。
(出典元:日本結婚相談所連盟 ルール&マナー
目次

親紹介せず「プロポーズ」だけで成婚退会する危険性


真剣交際終盤に男性から「結婚してください」とプロポーズ。男性はその後、「結婚の合意が取れたから」と成婚退会を急ぐ方がいます。相談所もそのように促すところもあります。

森とうゆうこ
翌月分の月会費を払いたくない、というコスパ心理が働くようです。

ただ、この場合はプロポーズのあとに女性の気持ちが下がることもあります。
なにより、退会後の「親紹介」にまつわる「様々なハードル」が乗り越えられず、「破談」となると、すべてがゼロになります。実は成婚退会後の破談は「親紹介」に関係することが大変多いです。

あわせて読みたい
【真剣交際中の破局】女性にフラれる男性の特徴 森とうです。こんにちは。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。お見合い申し込み、お見合い、仮交際、といくつも壁をのりこえて真剣交際。でも真剣交際から成婚ま...

退会前に「双方の親紹介」が重要な理由

真剣交際A男
親紹介前に「様々なハードル」が解決できないと破断する危険もある、ということなんですね…

真剣交際B美
自分の両親は良くても、お相手側がどう感じるかもわからないですよね…

成婚退会後のトラブルについて、実際にTwitterからの多くのご相談を受けます。

  • 真剣交際中、何も親に相談せず、成婚退会後に「突然連れてきた結婚相手」にビックリ。反対され、破談
  • 成婚退会後に親に紹介したら、「もっと良い条件の相手はいなかったのか!」と言われ、破談
  • 成婚退会後「親に挨拶」へ行ったものの、親の前で交際相手の態度があいまい。「結婚」という言葉も出ずに、その後、信頼関係も崩れ、破談

上記のような悲劇に遭わないために、交際中にあらかじめ「結婚前提でお付き合いしています」と報告をしておくことは大切です。
事前情報を伝えておくと、ご両親も「心の準備」が出来ます。二人が不安になった時に「勇気の後押し」してくれる場合もあります。

森とうゆうこ
ただ、親関係でトラブルが続く場合は二人の関係そのものを見直す必要はあるかもしれません。
あわせて読みたい
【真剣交際中の親紹介】男性親、女性親どちらを先に会うといいの? 森とうです。こんにちは。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。真剣交際が進み、プロポーズ前の一大イベントは「親紹介」いつ会うか、どこで会うか、より大事なの...

まとめ

成婚退会のタイミングは相談所によってさまざまです。
ただ、退会後、破局しないためには「親紹介」は済ませておくことを大変お勧めします。

コロナの影影響下では「高齢の両親に会えない」という状況は一部ありました。
でもLINEなどのビデオ通話や、ふたりの写真入りのお手紙を送るなど紹介する努力をした方達が、その後も順調に新生活への準備へ駒を進めています。

あわせて読みたい
【真剣交際中の親紹介】遠距離で直接会えない場合の進め方 森とうです。こんにちは。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。 2020年から現在もまだコロナ禍は大きく、「人に会いにくい日々」が続きます。 真剣交際中の方達の...

真剣交際の「交際期間満了」といったものに急き立てられてしまうかもしれませんが、慌てる必要はありません。大切な人生です。
「指輪」「結婚式」などに舞い上がってしまうかもしれません。それも仕方ないです。
でも、「結婚は一つの家族が社会に誕生する」という重要さがあります。

成婚は「二人の認識」だけでなく、親紹介という社会のハードルの一つを乗り越えていくことが、ふたりの信頼関係がより育まれることだと感じます。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次