森とうです。こんにちは。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。
このブログを書いている日は2020年1月22日。とても縁起の良い日「天赦日&一粒万倍日」だそうです。
結婚相談所の婚活をしていると、先がみえず、「どうしたら成婚できるのか…運を天に任せたい」
神頼みは他力本願だと我慢してしまう方もいます。
でも「自分を信じる」は自分の弱さ悪さも知っているがゆえに難しい、ともいわれます。
神様寄りの話になりましたが、今回は婚活で運を味方にする方法に「ありがとう」の言葉の効果をご紹介します。
(※1月22日を逃してしまった方は、2020年6月20日も「天赦日&一粒万倍日」。)
- 天赦日(てんしゃにち)
百神が天に昇るとされ、暦の上での最上の大吉日 - 一粒万倍日(いちりゅうまんばいにち)
一粒のモミが万倍にも実る稲穂になるという意味で、結婚、引越しには吉。
でも、悪いことをすると、何万倍にもなってしまうので凶。
「ありがとう」に人は敏感
お見合いや交際報告の中で、お相手相談所から「ありがとう」にまつわる感想は大変多くあります。
- お見合いの場でお店の方に「ありがとう」と笑顔で自然に伝えている姿がとても素敵でした。
- レストランの方に「ありがとう」と言っている様子が信頼できそうな印象を受けました。
- 自分以外の人にも「ありがとうございます」ときちんと言える人は素敵です。
一方、その逆の場合もあります。
- お店の人がサービスしてくれたのに、無表情で返事もしない。
- エレベーターで他の乗客の人がドアを抑えてくれていたのに、黙ってそのまま通り抜けている姿に幻滅。
- 食事の場でおしぼりをとっても「自分で取るから」という。自分でできるから君がしなくてもいいよ、とのことだが、態度が上から目線。「ありがとう」の言葉があってもいいのは。
婚活がうまくいかない人の傾向として以下の3つが挙げられます。
「ありがとう」という言葉の有無について人は敏感です。
- 喜怒哀楽が乏しい
- 自分本位
- ありがとう”などの前向きな言葉がない
「ありがとう」は相手をポジティブにさせる
メンタリストDaigoさんがニコニコ動画で「ありがとうの言葉の力」について話をされていました。
特に興味深い点を3つご紹介します。
- 「ありがとう」という感謝の言葉がなかなか言えない人は感謝軽視バイアスにかかっている
- 自分が『ありがとう』を言う回数よりも、人から『ありがとう』と言われるほうが少ないと思い込んでいる。
- そのため、他人から「ありがとう」と言われると、想像以上に強力に感動し、その人に対してポジティブな行動をとる
交際を順調に進めるには「ありがとう」の多用が効果的なようです。
感謝の重要性を勝手に下げてしまう人間の思い込み
「ありがとう」が当たり前過ぎて、「感謝されない」「あざとい」「裏がある」と相手から思われてしまうのではないか、という感情バイアス
「ありがとう」は自分も周りも幸せになる
「ありがとう」というと周りからも感謝され、自分が嬉しくなります。
その結果、幸福ホルモン「オキシトシン」が分泌され、自分自身の幸福感も増すようです。
さらに、感謝の言葉が生産性を上げるそうです。
参照元:
New YorkTimesのアーサ・ブルックス氏記事
アメリカ・ノースカロライナ大学論文
相手の気分を良くすることで自分の幸福度も上がり、運を味方につけるだけではなく、自分の生産性も上がる。
すごいですよね。
「ありがとう」の反対語は「当たり前」です。
いい比べると、「ありがとう」の効果を実感することが出来ます。
いつも、ありがとう
返事を返してくれて、ありがとう
デートしてくれて、ありがとう
プロポーズを受けてくれて、ありがとう
⇩
いつも、当たり前
返事を返して、当たり前
デートをして、当たり前
プロポーズを受けて、当たり前
普段から言い慣れていない「ありがとう」は緊張したお見合いの場では言えないものです。
日頃から「ありがとう」という言葉を生活の場でこれまで以上に増やしてみてください。
自分も周りも明るくなり、結果として「運を味方にする」ことができるのではないでしょうか。
応援しています。
そして、最後まで読んで下さり、ありがとうございます。