森とうです。こんにちは。千葉県柏市で結婚相談所を経営しています。
今回は28歳女性のご成婚までの活動記をご紹介します。活動期間は5カ月です。
大学卒業後、地方から上京し、就職。
一生懸命働いてきたけど、出会いらしい出会いはなく、それでも結婚したいと思っているうちに2020年からコロナが始まり2年ガマンの日々。
そしてようやく社会が落ち着いてきたと思ったものの「私には奨学金がある」と心にブレーキ…
「どうしよう‥‥」
不安ばかりの中、やっぱり「結婚したい」と思い、相談所の門をたたく。
「私、結婚したいです!…でも奨学金もあるんです!」
相談所から「3つの余裕がないと成婚は難しい」と言われ、持ち帰り…そしてやっぱり決意。
「私、1年で結婚を決める!」
3つの余裕とは…
①時間的余裕 ⏰
②精神的余裕 🍀
③経済的余裕 💰
「婚活は集中力」と頑張り、女性は実際に行動し、結果的にタイミングを味方に5カ月で成婚。
女性が婚活中に大切にしたことの3つは
①淡々と進める
②集中力を切らさない
③自分らしさも見失わない
優しい笑顔の丸顔20代。まだなんとなくあどけなさも残る女性の成婚奮闘記をご覧ください。
婚活を始めるまでの想い
30歳までに結婚したいと思ったけど…
職場の同僚や地元の友人達がどんどん結婚し、家庭を築いていく中で、結婚に対する意識が強くなりました。
大学卒業後、上京し、それから一生懸命働いていましたが、結婚については「30歳までには結婚したいな」という漠然とした気持ちだけで、現実は何もしていませんでした。
奨学金と婚活
婚活について避けていたというのもあったのかもしれません。
大学生の時に奨学金を借り、まだ支払い残金がありました。遠い地方に住む親にも心配かけたくないし、ネットで「奨学金 婚活」と調べると、とてもキツイ言葉が並んでいました。
そして家賃や生活費、貯金まで頑張ると贅沢は出来ず、婚活はお金もたくさんかかるので、ためらいがありました。
コロナが落ち着いてきた
コロナが始まって2年経った2022年秋になっていました。
色々な情報から少しずつ社会が落ち着いてきたように感じました。
「よし、このタイミングで婚活しよう」
‥と、やっと決意しました。
もう一つこだわったことがあります。「会う方法」です。
当時、婚活の世界では「オンライン婚活」がとても宣伝されていました。でも、私はオンライン上で男性と会うより、直接会ってから関係を築いていきたいと考えました。
結婚相談所を選んだ理由
最近はアプリ婚活も多いと思います。私の周りでも「アプリで出会った」という声もチラホラ聞きました。
ただ、私の場合は「性格的に会わないだろうな」と感じました。アプリだとプロフィールの中身は本当?と、まず疑ってしまうからです。
その点、結婚相談所は独身証明書を提出するため、真剣度の高い男性が集まると思いました。仲人さんがいることも心強かったです。
結婚相談所を訪ねた印象
相談所を選ぶためにネットでいろいろな相談所を調べました。
なかなかピンとくるところが少なかったのですが、森とうさんの相談所を見つけた時は「ここにしよう」とすぐに初回相談を申し込みました。
理由としてはブログなどで相談所のリアルな活動内容を発信していて、自分が活動する姿を想像しやすかったからです。
ブログでは「成婚談」はもちろんのこと、「仮交際」「真剣交際」など相談所特有の用語やルールも事前に知ることができました。
定期的に更新もされていたので、現在進行形で動いている相談所だなと感じたところも大きかったです。ある相談所は「最新の記事」が1年前というところもあったので…。
心配していた「奨学金」のことも初回相談の時に相談しました。
なかなか人に話すことができなかったので、婚活を始める前に「具体的な方法」を教えてもらい、今後どうしていったらいいかを考えることができました。
活動を始める前のイメージと実際の違い
相談所というと、仲人さんがうやうやしくお相手の写真を見せて「紹介」され、お見合いするところだと思っていました。「仲人さん」は少し怖い印象もありました。
私は大事なことは自分で決断したいので、従来の「紹介」というやりとりよりIBJの「自分で申し込む」方法のほうがあっていると思いました。
BJアプリから申し込んだり、申し込まれた時、お見合いをするかしないかも、すべて自分の意志で動くことできます。わからないことがあれば、森とうさんにLINEで相談していました。
最初3ヵ月が重要の意味
森とうさんから「20代でも女性は激戦。油断大敵」と初回相談の時に聞いていました。奨学金も必要だから借りたはずで、後ろめたい思いをする必要はないと言われ、今の貯金と今後の仕事の収入を計算し、思い切って解決しました。
一方で「待っているだけの人は婚活の沼に落ちる」という怖い話も聞かされました。
そうはなりたくないと思い、活動がはじまってすぐに10名ほど申し込みをしました。
夢中で申し込んだので、誰に申込したのか、正直覚えていません。
男性からの申し込みは1ヶ月で30名ほどいただきました。
森とうさんから「幅広い年齢の男性達から申し込みが来ますので、ビックリしないで下さい…」と言われていましたが、本当に40〜50代の男性達から申し込まれたのは、ビックリしました‥。
お見合いは6名の方とお会いしました。そのうち、4名の男性と仮交際に進みました。
同世代の方とは話やすく、楽しかった印象があります。年上の方とのお見合いはなんとなく緊張してしまい、うまく自分を伝えることができませんでした。
ふりかえってみて、条件の良さよりも相性が大事だとあらためて思いました。そして集中力を途切れさせないことも重要だと思いました。
土日はほとんどお見合いやデートで全然休めず、お見合い期間は本当に大変でした。
森とうさんが言っていた「婚活は3つの余裕がないと厳しい」はそういうことなのか、とわかりました。
お見合いで感じたこと
「ルールがある」から安心できた
お見合いには事細かにルールがあり、私にはとても合っていました。
「ご自由に」といった感じではなく「時間は1時間」「お会計は男性がお支払い」など悩みやすい点で決まりごとがあるのはとても助かりました。
そのおかげでお相手との話に集中することができると思ったからです。
お見合いした男性達の印象
私は初対面の人と話すのは得意な方ではありませんでした。だからお見合いも不安でした。
お会いした男性達は優しそうな方達が多かったです。
そしてお相手も緊張しているなと感じる時もあり、「私だけじゃないんだ。」と気持ちが楽になったこともあります。
別のお見合いでは自分のことをたくさん話して、私のことは全然聞かない人もいました。
お互いに「相手のことを知ろうとする姿勢」は男女関係なく大事だなと思います。
お相手との出会い
出会いのきっかけは彼からの申し込みです。
彼のプロフィールの最初の印象は「共通点は少ない!」です。(笑)
でも「考え方の全然違いそうな人と話すのも面白いかも、とりあえず会ってみようかな」と軽い気持ちで会うことにしました。
実際に会ってみると、とても話しやすく、気さくで、素敵な男性でした。
1時間があっという間に過ぎて、また会いたいなと思えました。仮交際成立の連絡が来た時はとても嬉しかったです。
お相手と真剣交際に進んだ理由
私は「素の自分を出すまで時間がかかる方」なのですが、彼の前では割と早い段階から素の自分を出せました。
お見合いの経験から、なんとなく「この人なら受け止めてくれる」という直感に近い安心感が持てたからかもしれません。
会うたびに自然体でいられました。そして「彼のために何かしてあげたい」という気持ちもでてきて、この人と真剣交際に進みたい、できれば結婚したいと、自然と思うようになりました。
結婚を決めたエピソード
交際中のデートにハプニングが何度かあり、その時の彼のとっさの機転と行動から「この人となら結婚したい」と思いました。
ある日のデートで映画を見に大型ショッピングセンターに彼の運転で出かけました.
でも駐車場は週末の買い物客で大混雑。イライラしているような車もある中で、彼は文句ひとつ言わず、落ち着いて対応してくれました。非常時に人間性が出るとはこういうことかな、とまず思い、とても安心しました。
そして親紹介の当日もハプニングがありました。(笑)
予定していたお店がなんと早朝に店舗設備の排水トラブルがあり、行ったら臨時休業になっていたのです。
彼のご両親も一緒だったのでとても焦りました。でも彼はその時もイライラしたりせず、近くのカフェに移動して、無事に親紹介の時間を過ごせました。
彼はとても頼もしかったです。
交際中に話した方がいいこと
「お金のこと」や「子どものこと」など結婚生活ですぐにかかわることは話しておいた方が良いと思います。
奨学金で大学をでたことも仮交際中に伝えました。
彼も同じように奨学金を受け大学を卒業していたと知り、お金に対する価値観、苦労も一緒だったのはとても安心しました。
大きな心配事を確認したら、あとは事細かに突き詰める必要はなく、大まかで良いと思います。
しっかりと自分の意見を伝え、話し合える関係かは大事だと思います。
これからの予定
春は移動の時期で物件がなく、家探しは大変でしたが、たまたま不動産屋さんから連絡があり、すぐに二人で見に行き、「ここだ!」と決めることができました。
たまたまの偶然が家探しでも起こり、タイミングは不思議です。なんでもやってみる、会ってみることだと思います。
このブログが公開されている頃には引っ越しを終えている頃かな、と思います。
新居での生活が落ち着いたら、入籍しようとふたりで話しています。これからも2人で話し合いながら進めていこうと思います。
結婚したら「一緒にコストコに行きたいな」など夢がいろいろ広がります。
婚約指輪は、彼から事前にどう?と聞かれました。私は普段アクセサリーをつけないので、指輪より使いやすいネックレスがいいと伝えました。
彼は私に「記念になるものを渡したい」といってくれたので、てっきり彼と一緒にお店にいって選ぶつもりでいましたが、プロポーズされた時にすでに彼がネックレスを用意していました。(笑)
びっくりしましたがうれしかったので満足です。
活動を振り返って
活動を始めた半年前の自分へ「行動してくれてありがとう」と伝えたいです。
婚活を始めるのは勇気がいることだと思います。
でも、自分のこれからの人生を決めるのは自分しかいない。
私は活動するまで色々悩みましたが、それも良かったと思います。
だから、一生懸命考えて、これ以上ないくらい考えたら、ぜひ一歩を踏み出してほしいなと思います。
どんな経験も必ず自分の成長につながると信じてがんばってください。
応援しています。
私もこれからも頑張ります。